ゴミ分別学習
実習生の配属後、多く上がるクレームがあります。
それは、近隣住民からの「ゴミの分別」問題です。
日本で生活し始めたばかりの実習生が最初に苦戦することいえば、ごみの分別ですね。
「細かいルールが多すぎる、地域によっては捨て方が違う」
「どこに何を捨てたらいいのか…わからない」
と実習生たちは口々に言います。
なぜなら、日本は"世界一分別に厳しい国"だからです。
当センターでは、近隣住民の方と実習生が良い関係を築けるよう、ゴミの分別指導を行っています。
分別方法は地域によって細かく違う点もありますが、広島県のルールに則って教育しています。
様々な種類のごみのカードを作成し、実習生たちは日本語の分別表を見ながら、それぞれの種類にゴミを分けていきます。
実際の分別表と収集日カレンダーを見ながら、収集曜日を確認し、書き込みも行いました。
また、近年では指定ごみ袋が導入されている市町村も多くあります。
そのゴミ袋もどんどん値段が上がっていますね。
排出するごみを少しでも減らしリサイクルに繋げる為、スーパーに設置されているリサイクルボックスを案内しました。
入国して1か月間の学習ですが、日本語だけではなく、ルールやマナーも教育しています。
ゴミの様々な捨て方を学び、配属後の近隣住民の方ともよい関係を築けることを願っています。
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